糖尿病の食事療法を続けるための考え方

糖尿病の食事療法を続けるための考え方

高齢になると増大するのが保険医療。

 

総務省が行った家計調査によると、夫と妻の2人世帯の保険医療への支出の割合は、世帯主が65歳未満の世帯支出の割合に比べて1.39倍と、現役世帯よりも支出に占める割合がかなり高くなっています。

 

年齢を重ねると糖尿病などの生活習慣病なども増え、医療や介護にお金がかかりますが、老後の生活を少しでも安定させるためには、健康に関する出費を減らすことが必要なんですね。

 

 

それには健康管理が何より大切です。なぜなら健康でいることでお金の節約ができるからです。

 

また、厚生労働省の意識調査では、老後に不安に思うことの第一位は健康上の問題、第二位は経済上の問題となっています。

 

多くの高齢者は、健康とお金についての不安があるということです。

 

 

ここで知っておかなければならないのは、健康であることは経済的負担が少なくなるということ。

 

その際、健康とお金をセットで考えるべきでしょう。

 

老後資金の形成のために資産運用する人も多いと思いますが、健康の出費が現役時代と比べて約1.4倍になるといことは、運用して資産を増やしたとしても、その増加分が実質的に保険医療への支出となるからです。

 

 

ですから、健康とお金を別に考えるよりも、お金の不安を減らすために健康についても考えるという発想に切り替えたほうが良さそうです。

 

糖尿病を良くするためだけと思って食事に気を配ったり、やりたくもない運動を無理して続けたりするより、この努力がお金の節約につながるんだ。そう気づかされます。

 

その結果、やる気も出て、続かない糖質制限や食事療法、運動が継続できるかもしれません。

 

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